中が見えない箱に手を入れ、触っただけで中に入っているものを当てるゲームをする話です。
三か月前、俺がとある事象で引っ越すこととなった
都心から電車で一時間ほどの場所にある一見どこにでもある中規模ベットタウン
ただ一つ普通の町と違う点があるとすれば
子種が通貨として流通している種付け特区という点だけだ、、、
「なあ、今日お前の家の母さん使わせてくれね?」
「いいよ、その代わりあのゲーム僕にもやらせてね。」
何気なく繰り広げられるクラスメイト達との会話。
放課後、それぞれの家庭の夕飯の匂いが立ち込める帰り道。
僕たちは家に帰る前に靴を脱ぎ捨て、友達の家に集合する。